患者
女性 20歳代
来院
2018.2
症状
締め付けられるような頭痛ときつい肩こりが3日間続いている。
以前から頭痛はあったが、今回ほど痛みが強く長引いているのは始めて。
頭痛の他に不眠、冷え性、倦怠感、便秘、気分の落ち込みなどの症状がある。
施術内容
・操体法にて全身の筋肉を緩めて骨格の歪みを調整
・腹部の調整(横隔膜)
・肋椎関節の調整
・頭蓋骨、仙骨の調整
・セルフエクササイズ(足底の感覚を高める)
経過
初回施術後、体が軽くなり呼吸がしやすく気分が楽になった。頭痛も最初は10段階で10あったのが5に減った。
2回目来院時、頭痛は軽減しているがまだ少し痛みはある。
3回目来院時、頭痛は解消。呼吸がしやすくなり全身が軽くなった。気分の落ち込みがなくなり精神的にも楽になった。
メンテナンス通院に移行
考察
初回来院時に触診を行なった際、腹部や横隔膜に緊張があり呼吸も浅かったことから、体内に取り込まれる酸素の量が少なくなっていると判断。
体内の酸素量が少なくなると無酸素性の疼痛が起こりやすくなります。今回の頭痛もそのことが原因で起こっているものと考えた。
呼吸機能を高めるために全身を操体法で緩めた後、横隔膜や肋骨が動きやすいように調節し、全身の流れがよくなるよう頭蓋骨と仙骨の調整も行った。
今回は呼吸機能の低下と体液循環の滞りが原因で自律神経の乱れや無酸素性の疼痛を引き起こし、その結果、頭痛や不眠、倦怠感、冷え性、気分の落ち込みなどの症状が現れたとものと考えられる。
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京都自律神経専門整体 森林堂でございます。