患者
女性 20歳代
来院
2018.2
症状
来院される一週間前から、ぐるぐる目が回る回転性のめまいが現れる。
すぐに耳鼻科を受診し診察を受けたが特に問題はないとの診断だったので、様子をみていたが日に日にめまいはきつくなり、しばらくの間休職されることになった。
めまいの他に動悸や倦怠感、不眠などの症状にも悩まれていた。
当院に来院されたときも頭を動かすと目が回り、ベッドに寝転ぶ動作で回転性のきついめまいが現れた。
施術内容
・操体法で深部から筋肉の緊張をゆるめ全身を整える
・内臓の調整
・横隔膜の調整
・セルフエクササイズ指導(足底の感覚を高める)
経過
初回の施術終了時、ベッドから起き上がるときに動作を変えてもめまいは現れず、呼吸がしやすくなり頭と体が軽くなられた。
2回目来院時(3日後)、動悸や倦怠感は解消。回転性のきついめまいは現れなくなったが、時々フワァーとした浮動性のめまいが現れたとのこと。
3回目来院時(1週間後)、フワァーとしためまいも解消され、明るい表情で体も気分も楽になりましたと喜んでいただけた。
症状は解消し、次の日から仕事に復帰されることになったのでメンテナンス通院に移行
考察
めまいが現れる数週間前に転職と引っ越しをされており、環境の変化によるストレスや疲労が自律神経を乱し、めまいが現れるきっかけになったものと考えられる。
めまいには大きく分けて、ぐるぐる目が回る回転性のめまいとふわふわ雲の上を歩いているような浮動性のめまいの二つのタイプがあります。
自律神経の乱れではどちらのタイプも表れるが、回転性のめまいは良くなってくると、いったん浮動性のめまいに変わり、それから解消していくことがよくあります。
今回も筋肉が緩み体の歪みが整うことで自律神経が安定し、きつい回転性のめまいが浮動性に変わり、それから症状が落ち着いていきました。
お電話ありがとうございます、
京都自律神経専門整体 森林堂でございます。